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AnyDeskは3つのモードで実行できます。各モードは起動・停止方法と同様に利用できる機能など異なる特徴があります。
- インストールしない版AnyDesk(ポータブル版)
- 権限昇格付きのインストールしない版AnyDesk
- インストール版AnyDesk
これらのモードはAnyDeskの特徴を指定します。通常ポータブル版とインストール版設定と大きく二つの分かれます。
インストールしない版AnyDesk(ポータブル版)
- 管理権限情報を必要としません。
- 端末起動時にAnyDeskの自動起動を行わず、手動で実行するまで起動できません。
- メインAnyDesk画面の全インスタンスを閉じるとAnyDeskは完全に終了します。
- AnyDeskは現在のユーザセッション外で存在できません。サインイン又はログアウト操作でAnyDeskが終了され、有効な全セッションを切断されます。
- AnyDeskはリモート再起動操作を行えません。
- AnyDeskのアライアス設定を行えません。
- 接続ユーザはUACダイアログ確認と操作を行えません。
- 起動後に無人アクセスを利用できます。
権限昇格付きインストールしない版AnyDesk
AnyDeskの管理権限昇格方法の手順は管理者権限と昇降(UAC)をご確認ください。
管理権限昇格状態の未インストールAnyDeskは昇格がないポータブル版のAnyDeskと同じ特徴を持ちますが接続ユーザはUACダイアログの確認と操作を行えます。
しかし、AnyDeskを昇格させるためには管理者の認証情報が必要になります。
- AnyDeskはWindows起動時に自動的に起動されませんので手動で実行しない限りAnyDeskの操作ができません。
- メイン画面を閉じるとAnyDeskを完全に終了します。
- AnyDeskはユーザセッション外で存在でき、ログイン画面への切り替えができます。(システムとして実行)
- AnyDeskは端末再起動を行え、操作メニューからログイン画面へ戻ることができます。
- AnyDesk起動後に無人アクセスを利用できます。
インストール版AnyDesk
- AnyDeskをインストール時、同時にAnyDeskサービスもインストールされます。
- AnyDesk全画面が閉じられていても、バックグラウンドプロセスで実行されている限りAnyDeskは動作されます。
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- AnyDeskはユーザセッション外で存在ができ、有効なセッション接続中にサインイン又はログアウトでき、AnyDeskの今後の接続(無人アクセス)へのアクセスもできます。
- 再起動後のAnyDeskクライアントへの再接続も可能です。リモート再起動をご確認ください。
- システムトレーでの手動終了とAnyDesk起動には管理権限の認証情報が必要になります。
- 接続元ユーザはデフォルトでUACダイアログを確認できます。
- AnyDeskのアライアス設定を行えます。
- 無人アクセスは常に利用可能です。