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Windowsユーザアカウントコントロール(UAC)は未認証ユーザに管理者の許可なしにシステムの変更を行えないようにします。
AnyDeskを通して管理系アプリへアクセスするには実行しているAnyDeskにて管理権限が昇格されている場合のみ許可されます。
これらのアプリはタスクマネージャー、セキュリティ/アンチウイルスソフトウェア、特定のシステム設定などが含まれています。
もし接続しているAnyDeskユーザがUACダイアログの閲覧と対応の承認がされていない場合、スクリーンは黒色に表示され、ポインター矢印が×印になります。リモートのAnyDeskユーザがUACダイアログの許可又は拒否することで通常状態に戻ります。
インストール版AnyDeskのデフォルト挙動
AnyDesk、更にAnyDeskサービスがリモート端末にインストールされた場合、管理権限やUACの管理権限昇格リクエストが必要などのソフトウェアにも対応ができるようになります。
ポータブル版AnyDeskのデフォルト挙動
リモート端末にポータブルモードのAnyDeskを実行事(未インストール)にAnyDeskはデフォルトで特定の管理ソフトウェアやUACリクエストへの対応制御がされます。
リモート端末にUACリクエストを表示した際はAnyDeskは画面を空白にし、ユーザへ通知をします。
更にマウスのカーソルが×印になり、接続中のユーザがリモートへの入力できないようにします。
もしリモートユーザがAnyDeskをインストールしたくない場合、下記の解決方法でリモートのUACダイアログの閲覧と対応できるようにできます。
アクションメニューから管理権限昇格をリクエストする
アクションメニューの「管理権限の昇格」をクリックする事でリモート端末の前にいるリモートユーザに管理権限昇格を許可するかのダイアログが表示されます。
もしリモート端末前にいるユーザが管理者認証情報を把握していない場合、リクエストしているユーザは管理権限昇格のリクエストをAnyDeskの「認証データの転送」を通して認証を行えます。リモートユーザは単に何の認証情報を見る事なく、リクエストを承認できます。
管理権限昇格の権限付きのセッション承認
受信側で管理権限昇格の権限をつけた状態でセッションを承認できます。
画面に表示されるUACアイコンがある大きい「承認」ボタンを選択してください。
管理権限昇格の権限を与えるためにリモートユーザからUACリクエストが承認される必要があります。