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AnyDeskは、さまざまなOSとグラフィックハードウェアに対応しています。
レンダリング
デフォルトのレンダラーは、一般的に全画面モードで最適といわれているWindowsのDirect3Dです。レンダリングパフォーマンスはグラフィックカードにも大きく依存しています。
表示のパフォーマンスが悪い場合は、他のプログラムがGPUリソースを大きく取りすぎていないかを確認してください。たとえば、セッション中のHDビデオストリーミングは、帯域幅を多く使用するのでパフォーマンスが低下する可能性があります。
全画面モードや干渉しているアプリケーションを最小限に抑えることで、AnyDesk用にGPUリソースを解放できます。
ハードウェアアクセラレーション
レンダリングの問題を取り扱うには、[設定]> [表示]> [ハードウェアアクセラレーション]の下のレンダリングモードを選択してください。
レンダリングの問題が発生した場合は、最初にDirectDrawを試すことをお勧めします。ハードウェアアクセラレーションを無効にすることは、最後の手段としてお勧めします。
フルスクリーン(全画面)
全画面モードは、セッション設定でフルスクリーンを選択することで有効になります。 全画面モードでは、Direct3D(デフォルト)を使用したときに最高性能のレンダリングを発揮します。AnyDeskは全画面モードでGPUを独占的に使用しモニタの反応時間に近いレイテンシを提供します。
トレードオフとして、画像が乱れるティアリングが発生することがあります。
注意: Direct3Dレンダリングは、シングルディスプレイのときにGPUに対する排他的権利を得ることができます。したがって、いくつかのディスプレイを使ったマルチセッションの場合、全画面モードにできるのは1つだけです。その他のセッションは部分画面モードにしなければなりません。マルチディスプレイで複数のセッションを張る場合は、レンダリングモードをDirectDrawに切り替えてください。
- ネットワークにアクセスするアプリケーションは、反応が遅くなる可能性があります。
- ハードウェアアクセラレーションを使用しないのはパフォーマンスを低下させますので、お勧めしません。
- Direct3DはWindows XPでは使用できません。
- Windows Server、AEROのないWindows 7、およびWindows XPの端末は、ミラードライバを使用してレンダリング性能を向上させることができます。 ミラードライバーをご参照ください。
詳しくは, ディスプレイをご覧ください。