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AnyDeskは、ある言語地域から他の言語地域へ接続する国際ユーザ向けにキーボードレイアウトを変換する機能を提供しています。例えば、ポーランドのキーボードレイアウトを使用しているポーランドユーザはフランスのキーボードレーアウトのフランスにある端末へ接続でき、キーボードレイアウトが異なっても使用できます。ほとんどの場合、AnyDeskはユーザに適切なモードを選択します。場合によって、手動でキーボード翻訳モードを選択する必要がある場合があります。
Map 1:1
「Map 1:1 」ではローカルとリモートのキーボードの全キーが端末の配置を元にマッピングされます。例えば、ローカルのQWERTYキーボードの「q」キーはリモート端末がAZERTYキーボードの場合、「a」が転送されます。このモードはオフィスでの使用では推奨しませんが、リモート端末が特定キーをマクロマッピングした特定ソフトウェアを使用している場合は便利になります。
Translate
「Translate」を選択時、ローカルキーボードレイアウトがリモート端末上で有効時に全キーがリモートエンドポイントへ転送します。
しかし、このレイアウトモードはキー押しプロセスをスキャンコードで行うビデオゲームなどの特定のプログラムで問題が発生する場合があります。
Automatic
AnyDeskツールバーの「Auto」キーボードレイアウトを選択時、ローカルとリモート端末両方のキーボードレイアウトが同じ場合「 Map 1:1 」が使用されます。
反対に、AnyDeskがローカルとリモート端末のキーボードレイアウトが異なると検知した場合、代わりに「Translate」が選択されます。
キーボードの入力で問題が発生した場合はキーボードモードを手動で変更してみてください。
キーボードショートカット
キーボードショートカット(例:コピー/ペースト)はリモート端末側のOSで有効なキーを使用する必要があります。例えばMacOSでのコピーは CMD+C ですが、Windows上へのペーストは CTRL+V になります。
詳細情報はクロスプラットフォームショートカットをご確認ください。
ホットキー(Windowsのみ)
現在 CTRL + ALT + SHIFT + Hotkey コマンドをAnyDeskショートカット用に用意しています。下記がショートカット一覧です:
ホットキー | 機能 |
---|---|
1.. 9 |
タブ選択(押された番号) |
Return |
フルスクリーンモードへの切替 |
S |
音声転送の切替 |
I |
入力ステートの切替(入力可否) |
P |
スクリーンショットの保存 |
F2 |
閲覧モード - デフォルト(1:1ピクセル) |
F3 |
閲覧モード「縮小」の選択 |
F4 |
閲覧モード「拡大」の選択 |
Del |
CTRL+ALT+DEL の送信 |
マウスショートカット
アクティブセッションタブをダブルクリックするとAnyDeskクライアントをフルスクリーンモードへ切り替えます。