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AnyDeskは問題の診断に利用できるようにAnyDesk実行中にトレースファイルを出力します。
いくつかのエラーはすぐにクラッシュを発生させず、予期せぬ挙動をする場合があります。よって、サポートチケット発行事に障害の詳細情報として両端末のトレースファイルを含める事を強く推奨します。
メモ:サポートチケットの発行はMyAnyDeskのカスタマーポータルの問い合わせフォームを使用してください。
他には、AnyDeskクライアントの 設定 > AnyDeskについて > サポート情報 から「サポート情報の送信」をクリックする事で自動的に端末のトレースファイルを添付した状態でデフォルトメールアプリを開きます。
Iもし2つ以上の端末のファイルを添付したい場合は手動でトレースファイルを端末名に紐づけるようにファイル名を変更してください。例:
Local_ad.trace Local_ad_svc.trace
Remote_ad.trace Remote_ad_svc.trace
またはトレースファイルをアーカイブとして送信する場合は:
Local_PC.zip Remote_PC.zip
トレースファイルの場所
トレースファイルは手動で下記の場所へ配置する事ができます:
OS | タイプ | 標準クライアント | カスタムクライアント |
---|---|---|---|
Windows 7 とそれ以降 | UI ベースのトレースファイル |
%appdata%\AnyDesk\ad.trace |
%appdata%\AnyDesk\ad_<prefix>\ad_<prefix>.trace |
サービス (ネットワークベース) トレースファイル インストール版のAnyDeskでのみ利用可能 |
%programdata%\AnyDesk\ad_svc.trace |
%programdata%\AnyDesk\ad_<prefix>\ad_<prefix>_svc.trace |
|
Windows XP/Server 2003 | UI ベースのトレースファイル |
%appdata%\AnyDesk\ad.trace |
%appdata%\AnyDesk\ad_<prefix>\ad_<prefix>.trace |
サービス (ネットワークベース) トレースファイル インストール版のAnyDeskでのみ利用可能 |
%AllUsersProfile%\AnyDesk\ad_svc.trace |
%AllUsersProfile%\AnyDesk\ad_<prefix>\ad_<prefix>_svc.trace |
|
macOS | 未インストール |
~/.anydesk/anydesk.trace |
~/.anydesk_ad_<prefix>/anydesk_ad_<prefix>.trace |
インストール済み |
/var/log/anydesk.trace |
/var/log/anydesk_ad_<prefix>.trace |
|
Linux | 未インストール |
~/.anydesk/anydesk.trace |
~/.anydesk_ad_<prefix>/anydesk_ad_<prefix>.trace |
インストール済み |
var/log/anydesk.trace |
/var/log/anydesk_ad_<prefix>.trace |
iOS/iPadOS/tvOS
AnyDesk for iOS/iPadOS/tvOSをご確認ください。
Android/ChromeOS
AnyDesk for Android/ChromeOSをご確認ください。
ローカルの受信接続ログ
接続リクエスト受信事にAnyDeskはセッション日時、接続時間、どのように接続を許可・拒否したかや誰が接続リクエストを送信したかなどの詳細情報を含んだ「connection_trace.tx」ファイルを生成します。
ローカルの「connection_trace.tx」ファイルはAnyDeskクライアントのコンフィグファイルが格納されている同じフォルダにあります。詳細情報はAnyDesk IDとエイリアスをご確認ください。